昨年4月に改訂された調剤報酬において、国からのメッセージは明確でした。
対人業務を強化していた薬局には手厚い報酬となり、また、地域に密着した薬局やかかりつけ機能を強化し医療貢献した薬局が、より評価される報酬制度となりました。
今後、在宅医療はますますスタンダードな療養スタイルとなり、地域医療の場で薬剤師の意義と役割は急速に進化していくものと思われます。
このような状況のなか、薬局経営者の皆様からは、
「どのようにして訪問薬剤管理指導(居宅療養管理指導)の新規契約を獲得していくのか?」
というご相談がかなり増えました。
訪問薬剤管理指導の契約に至るには、主に以下4つのパターンがあります。
①医師の指示
②介護支援専門員からの提案
③他職種(看護師・訪問介護員等)・家族からの相談
④薬局から提案(薬局窓口にて)
この4パターンのうち、①~③については、薬局外からの依頼での契約となります。④薬局からの提案は、直接的な働きかけで着手しやすいかと思うのですが、それだけでは足りません。
他職種から紹介される(=依頼される)
ということが最も重要なポイントとなります。しかも、数ある薬局の中から選ばれる薬局にならなくてはいけませんから、積極的に薬局外へアピールしに行く必要があります。
とはいえ、このような活動は全く経験のないところから活動していくには、あまりにもハードルが高い課題です。ただし、この高いハードルに挑戦する価値は十分にあります。
なぜなら、なかなかうまく出来ている薬局がまだまだ少ないからです。(先に着手できれば勝ち組に…)
まずは、地域の在宅関連施設の方に薬局を知ってもらい、依頼候補店のひとつとして認識していただきましょう。
「まず何からどうすればよいの?」
「自薬局をどうPRしてよいのか分からない」
「そもそも薬局の外での活動自体、未経験で不安だ」
「他職種の方に何を話したらよいのか分からないし、提案活動などもってのほか」
と不安を感じている皆様、どうぞ「医療アドバイザーとしての薬剤師」という立場から、活動を始めてみてはいかがでしょうか?
そして、活動をスタートさせるにあたり、または、活動しているがなかなか上手くいかない・・・、という課題をお持ちの皆様、この課題解決のヒントが、弊社ホームページ上のウェビナー動画のなかにあります!!(弊社HP、ウェビナー動画ページの 「3.保険薬局支援事業」https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.htmlをご確認ください。)
そして、薬剤師の皆様は、どうぞ胸を張って薬剤師の価値をPRしていきましょう!地域医療においての薬剤師の存在価値をどんどん認知してもらいましょう!
他職種の方々への地道な働きかけにより、薬剤師の皆様は「地域医療の中でのかけがえのない存在」となっていくことでしょう。
弊社HP上ウェビナー動画、「3.保険薬局支援事業」のウェビナー動画https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.htmlの内容(テーマ別・6動画)は、以下の内容をベースに作成されております。
↓
「新規契約獲得の為の活動とポイント」
◎活動の3ステップ(ステップ1.準備、ステップ2.顔の見える関係づくり、ステップ3.信頼関係づくり)を基本活動としながら
1.在宅療養支援診療所との連携活動
2.ケアプランセンターとの連携活動
3.高齢者施設への声掛け
4.外来患者への声掛け(在宅の提案)
5.連携・営業活動の為の準備(店舗ビジョンの作成)
の具体的な活動内容と、その際に留意すべきポイント全20点を具体的にご案内しています。
また、「自社で取り組むにはハードルが高い…」とご懸念されている薬局様に対しては、弊社の提携先である田辺三菱製薬プロビジョン(株)の営業代行サービスを一定期間利用することにより、新規契約獲得のみならず、提案活動のノウハウや薬剤師育成ができるようなご案内(保険薬局支援事業のご紹介https://www.ptc.co.jp/pharmacist/voice/catalyst.html)もさせていただいております。
ご関心テーマがございましたら、是非ともご閲覧頂きお役立ていただけたら幸いです。