選ばれる薬局になる為に、まずは一歩踏み出す所から・・・

皆さんは、ご近所で今まで薬を処方してもらった薬局は何件くらいありますか?
私は、家族含めてここ5年間で10件程度の薬局にお薬を処方してもらいました。
耳鼻科に通院したとき、眼科に通院したとき、皮膚科、小児科、呼吸器内科、整形外科・・・。
その時々のシチュエーションによって、毎回同じ薬局にはならないことが多いですが、一度訪れた薬局の印象はかなり記憶に残っています。


●耳鼻科の門前薬局は、とても狭い薬局ですがアットホームな薬局でした。
子供連れ親子の来客も多く、たくさんの絵本が置かれていて、待ち時間で子供に絵本の読み聞かせが出来ました。
耳鼻科は何回も通い続けることも多いので、「続きは、次回ね」とか「今度はどの絵本にする?」などと子供と会話したのを思い出します。
薬の苦手な息子へ飲み方のアドバイスもいろいろ頂き、相談しやすかったです。

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在宅医療に関する薬局の現状と課題

連日、高校野球の熱戦が繰り広げられており、全力でプレイする球児達の姿に勇気づけられております(⌒∇⌒)。野球の面白さのポイントは様々あるかと思いますが、そのひとつが「チームプレイ」であること。9人がそれぞれに役割を果たしながら、自チームの為ににいかに貢献できるか?が、勝敗を決めるので、ドラマティックな展開がとても多く感動的なシーンをたくさん目にします。

最近、薬局業界の皆様がとても力を入れられている、地域連携・医療機関連携などのテーマも、まさしく野球と同じだなあ…などと思います。

ここ数年で、薬局・薬剤師の守備範囲は大きく広がり、薬学の専門性以外の知識やスキルも求められる様になってきました。あまりにも急激な環境変化に躊躇してしまいますが、立ち止まっている暇もありません。恐らく、激しい環境変化に直面している薬局・薬剤師さんは、今はとてもご苦労されていることと思いますが、薬局薬剤師に対する患者さんや地域住民の認識や期待が大きく変化するのは、そう先の事ではないのでは?と、この頃は感じております。

といいますのも、地域医療、特に在宅医療においては、二極化(在宅診療医と密に連携をとる薬局とそうでない薬局)の様相を呈しているからです。

「在宅医療に薬局が関与していく為には、何から着手していったらよいのか?」

最近では二極化を直視する薬局幹部から、この様なご相談を頂く事が増えています。

そこで、6月、7月に『在宅医療に関する薬局の現状と課題』と題したウェビナーを実施し、多くの反響を頂きました。

弊社ホームページの「ウェビナー動画」内(3.保険薬局支援事業 https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html

に、上記ウェビナーの一部を掲載致しました。

在宅医療を推進していく際にお役立て頂ける内容となっておりますので、是非覗いて頂ければと思います。

『処方元・他職種連携に求められる事』動画のご案内

早いものでもう師走目前。クリスマスムードが徐々に高まってきている今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今回のご案内は、気温同様に少し寒いお話になってしまいますが、信用調査会社「東京商工リサーチ」の調査によりますと、21年1~8月に保険調剤薬局の倒産は22件に上り、前年同期比で83%以上増となったそうです。
コロナ前までは、経営を維持する為に必要な受付回数が確保出来ていた薬局も、コロナ禍においては、受診抑制や長期処方の影響により、厳しい状況になっています。

薬局業界を取り巻く環境が激変している今、生き残るための戦略的経営が求められています。

新規処方箋を獲得する活動が求められている現状において、これまで以上に、処方元や多職種との連携を図ることが必要になってきました。地域医療に貢献し、『選ばれる薬局・薬剤師』になるために、薬局経営者・管理マネジャーの皆様・薬剤師の皆様が暗中模索のことと存じます。

この様な難しい課題に取りくまれる皆様に、微力ながら少しでもヒントにしていただけるのでは?との想いから、

ウェビナー『処方元・多職種連携に求められる事』の動画を、YouTube上でご視聴頂ける様に、動画(二本立て)を掲載致しました。

一本目は、「コロナ禍における環境動向と課題」(7分強)

二本目は、「処方元連携・多職種連携に求められる事」(30分強)

となっております。

一本目は、コロナ前からコロナ禍の環境動向の中で、薬局が向き合うべき課題

二本目は、課題解決の為には、処方元・他職種連携の「体系立てた活動」の必要性

を解説させて頂いております。

ご興味のある皆様に、是非ともご視聴頂きたいと思います。

研修の内製化【PTCスタッフ発信】

薬局ビジョンの発表以降
薬局業界においてコミュニケーション研修への関心が高まっている様に感じています。
事実、弊社のお客様からも「かかりつけ薬剤師・薬局」を目指す為の
研修の御引き合いを数多く頂いております。
コミュニケーション研修への関心が高まる中で、研修を企画される際に
自社内製化を検討される企業様も多くなっています、
そこで今回のブログでは研修内製化について書かせて頂きます。 続きを読む

「患者トラブル」について考える【PTCスタッフ発信】

先日某雑誌にて薬局での困った患者についての特集を目にしました。

「患者トラブル」の特集は多くの雑誌・Webサイトで組まれており、
薬局で働いている方々の大きな悩みとなっています。

冒頭の特集記事では、

・実際にあったトラブル事例
・トラブル事例への対応策

が取り上げられていましたが、対人業務におけるトラブルの種類の多さを再認識しました。
実際の体験を踏まえた具体的な対策が提示されていましたが、当然ながら薬局現場で発生し得る多種多様なトラブルの全てを網羅しているわけではありません。 続きを読む

薬局でのクレーム対応について【PTCスタッフ発信】

弊社では薬局・ドラッグストアの薬剤師向けに、
かかりつけ薬剤師と認識してもらう為のコミュニケーション研修を行っています。

コミュニケーション研修を企画する際に、ケースの題材として
クレーム事例やその対策について教えて頂く事があります。
その内容は多岐にわたりますが、薬剤師のコミュニケーションが原因で
発生しているクレームは少なくない様です。

そこで今回は薬局でのクレームの実状やその対策について取り上げたいと思います。 続きを読む