「オンライン研修元年の歩み①」ヒューマンスキル開発プログラム

2020年は文字通り「オンライン研修元年」と言える1年でした。

「対面で行ってきた研修をオンライン上で実施できるのか?」

という懸念が渦巻く中、試行錯誤を繰り返してきました。
その甲斐もあり、弊社の主力サービスである

「かかりつけ薬剤師育成プログラム」

は、例年同様に多くの方にご受講頂きました。
研修アンケートを通じてプログラム内容は勿論のこと、オンライン研修に関する沢山の声を頂き、そこから様々な気づきを得ました。

そこで、今回より3回シリーズで

「オンライン研修元年の歩み」

について書かせて頂きます。各回のテーマは下記の通りです。

第一回:ヒューマンスキル開発プログラムの受講者感想から分かった事
第二回:テクニカルスキル開発プログラムの受講者感想から分かった事
第三回:次年度に向けた対策

第一回の今回は、ヒューマンスキル開発プログラムの受講者感想について見ていきます。

まず、アンケート内容についてご紹介します。
アンケートは下記6つの質問から構成されています。

Q1:事前期待(研修に期待していたか)
Q2:研修評価(研修に参加して良かったか)
Q3:知識習得(新たな知識・スキルが身についたか)
Q4:役割明確化(やるべきことが明確になったか)
Q5:実践確度(学んだ事を実践できると思うか)
Q6:後輩へのお勧め度(この研修を後輩にも受けさせたいか)

なお、各質問には4段階で評価頂きました。(肯定的な回答が4、否定的な回答が1)

今回はアンケート評価結果を、

1.年代別
2.新卒 or 中途
3.一般 or 管理薬剤師

で集計し、そこから見える傾向を分析しました。

それでは、図1の「1.年代別」をご覧下さい。


図1

年代別に評価結果の平均値を出しました。
このデータより2つの傾向が見えてきました。

1つ目の傾向は、Q1~6の評価が

40代以上 > 20代 > 30代

でした。この傾向はアンケート集計を始めた5年前から一貫しており、今年度はこの傾向がより顕著となりました。30代は現場で要職(薬局長・管理薬剤師)に就き、トラブルの矢面に立つ事も多い年代です。ストレスフルな状況下でも、研修に対するモチベーションを保つ事が課題と言えます。

2つ目の傾向は、全年代でQ6以外の評価が

2020年度 > 2019年度

でした。数字上では、冒頭で触れさせて頂いた懸念が払拭された格好です。ちなみにこの背景には、

①プログラム内容
②研修準備・運営

の2点を丁寧にオンライン仕様に見直した事があると考えています。
(詳細はお問合せ下さい。)

次に図2の「2.新卒 or 中途」「3.一般 or 管理薬剤師」をご覧下さい。


図2

このデータからは2つの傾向が見えてきました。

1つ目の傾向は、Q1~6の評価が

中途 > 新卒

でした。因みに、昨年度までは

中途 < 新卒

でした。昨年度までの傾向もアンケート集計を開始して以来一貫していましたので、今年度の傾向はオンライン形式が大きく影響していると考えられます。

2つ目の傾向は、昨年度まで見られた

年齢と評価の相関関係(年齢が上がると評価が下がる)

が確認されませんでした。この傾向もアンケート集計開始以来、一貫していました。
オンライン形式は、意外にも?高い年齢層の方々との相性が良かったのかもしれません。

今回はここまでとさせて頂きます。

次回「テクニカルスキル開発プログラムの受講者感想から分かった事」をご期待ください!