【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第25号】「薬局長の役割は変わっています!薬局長へのマネジメント教育機会は提供できていますか?」

昨今の薬局業界をとりまく激しい環境変化に対応すべく、DX推進に力を入れている薬局はかなり増えています。

DX推進により、業務効率化を図ることが可能ですが、「生み出された余力を何に注力していくのか」が討議され、具体的に新たな業務設計がなされている薬局はまだまだ少ないように感じます。

デジタル化は、差別化や合理化のツールにすぎません。

薬局といっても、全国津々浦々に所在する薬局は、それぞれ「環境」も「強み」も異なります。DX推進によって目指すべきゴールを見誤ってはいけません。

それぞれの地域において「選ばれる薬局」となる為に、自店舗においては何を目指していく必要があるのか?という「物語り」を語る事の出来るAM・薬局長が必要です。

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【保険薬局支援事業便り第24号】「薬局がケアマネの専門性向上に一役買う事が出来るのでは?」

弊社営業担当者は、薬局と他職種との連携関係構築活動の一環として、地域包括支援センター(包括センター)を訪問しています。 包括センターは、高齢者の暮らしを地域でサポートするために作られた施設で、認知症患者さんの見守りにも力を入れています。

先日、包括センターのケアマネジャー(ケアマネ)とお話する機会がありました。ちょうど、新たな認知症治療薬がメディアで話題になっていましたので、患者さんからケアマネへの問合せが増えているのではないかと考え、ケアマネを対象とした認知症の病態や新たな治療薬に関する勉強会の開催ニーズがないか、お伺いしました。

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【保険薬局支援事業便り第24号】「薬局がケアマネの専門性向上に一役買う事が出来るのでは?」

【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第24号】「2024年度調剤報酬改定を受けて目指すところは?」

中医協総会が2月14日に開催され、2024年度調剤報酬改定の個別項目と点数について、厚生労働省に答申しました。
今回の報酬改定のポイントとしては(以下3点)、

地域支援体制加算のマイナス改定(一律7点マイナス、実績値を重視した算定基準となり算定基準数も増加)
→現況で試算するとトータルで大きなマイナスが出る薬局も少なくない模様

在宅患者調剤加算の廃止、在宅薬学総合体制加算の新設(加算1は15点、加算2は50点、処方箋受付1回に付き)(加算1の施設基準は、直近1年間の実績として在宅患者訪問薬剤管理指導料などの合計が24回以上、加算2では医療用麻薬の注射薬1品目以上を含む6品目以上の備蓄や2人以上の薬剤師の勤務など)
→着実に在宅業務への実績を積んできた薬局にとってはそれが評価対象となり、今までの努力が報われる一方、在宅医療の推進が十分でない薬局はより一層厳しい状況となる

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【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第23号】「選ばれる薬局・薬剤師への道筋」

令和6年能登半島地震が起こり、半月が経ちました。
連日の被災地の報道を見ていて、極寒時期での長引く避難生活の過酷な状況に、とても胸が痛みます。

また、日を追うごとに災害関連死の数が増えています。持病のある方はもちろんのこと、長引く避難生活の疲れで体調を崩される方が増え、医薬品の供給が追いついていません。ニュースでは、他県からモバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車)と薬剤師が派遣された様子が映っていました。

報道を見ていて、非常時において「薬」は命に係わる必要不可欠なものであることを、改めて実感しました。外傷の手当てに必要な薬、感染症の治療薬、糖尿病患者に必要な薬、気管支喘息やアレルギーの薬・・・、薬を必要としている方々はたくさんいらっしゃいます。そして投薬には医師とともに薬剤師が必要です。医療従事者の皆様のおかげで、健康を維持できているのだと改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

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【保険薬局支援事業便り第23号】「ケアマネさんの困りごとを深掘りしてみる」

弊社営業担当者は、薬局と他職種との連携関係構築活動の一環として、居宅介護支援事業所を訪問しています。

先日、あるケアマネジャー(ケアマネ)と情報交換していた際のことです。ご利用者さんの薬剤管理の状況をお伺いしたところ、薬の飲み方や残薬の管理など、ケアが必要なケースもあるとのことでした。

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【保険薬局支援事業便り第23号】「ケアマネさんの困りごとを深掘りしてみる」

『新年のご挨拶』

令和6年能登半島地震の震災に際し、心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の安全の確保と一日も早い復興を衷心よりお祈りいたします。

昨年は「地域から選ばれる薬局創り」の為のご支援が激増しました。
背景には「ねじれ」を抱える薬局法人が増えた事があります。

「ねじれ」とは、経営者と現場(AM・薬局長)の意識差により、地域医療(在宅医療)への参画が進まない状況を指します。

「ねじれ」の詳細につきましては、
ウェビナー動画 https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html
「1.選ばれる薬局を創る為のAM・薬局長のリーダーシップ開発プログラム」
を御覧頂きたいと思います。

また、次期調剤報酬改定は、これまで以上に薬局の地域医療(在宅医療)への貢献度が評価される見通しであり、薬局法人の健全経営の為には「ねじれ」の解消は避けて通る事が出来ません。

弊社「ねじれ」解消のご支援を通して、1社でも多くの薬局法人の健全経営を実現して参ります。

本年も、宜しくお願い致します。

2024年1月5日

プラザコンサルティング株式会社
代表取締役 井関 健二

年末年始休業のお知らせ

2023年も残すところわずかとなりました。
今年も沢山のご縁を頂き、誠に有難うございました。

今年は、WBCでの14年ぶりの日本優勝、大谷翔平の大リーグでの本塁打王、将棋の藤井竜王が史上初の八冠、阪神38年ぶりの日本一、…等の華々しい活躍が印象深いですね。

一方で、ジャニーズ性加害問題、ビッグモーター保険金不正請求問題、日大アメフト部の違法薬物事件、ダイハツの認証取得の不正問題 、安倍派裏金疑惑、…等の倫理的に問題のある企業・組織が目立ちました。

コツコツと真面目に正しい努力をしたものが結果を残し、手を抜いたり、隠蔽したり、コンプライアンス意識が欠如したものは、やがて「信頼」を失い大損失を受ける。

2023年を一言で表すならば、「因果応報」という言葉が思い浮かびます。

弊社におきましても、変化する環境に真摯に向き合いながら、コツコツと地道にお客様の抱える課題解決のご支援をしてまいります。

来年もお客様の声に耳を傾けながら、よりよいご支援ができるよう努めてまいります。
引き続き、弊社の活動にご期待下さい。

年末年始の休業期間は下記の通りです。

<年末年始休業期間:12月27日(水)~1月4日(木)>

新年は1月5日(金)より営業開始となります。

年末からは寒さも冬本番となり、感染症のリスクも高まる時期となります。くれぐれもお身体にお気をつけてお過ごし下さい。

来年も宜しくお願い致します。

年末年始休業のお知らせ

【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第22号】「薬剤師は学びを求めている!」

早いもので、2023年も残すところあと数日となりました。

この1年を振り返りますと、5月に新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、長らく続いたコロナ自粛生活が次第に解かれた1年となりました。とはいえ、感染症が無くなったわけでもなく、様々な感染症への対策は引き続き必要ではありますが…。

皆様、体調を崩すことなく親戚や親しいご友人とのよい年末年始をお過ごしください。

先日、今年度実施した「かかりつけ薬剤師育成研修」の受講者アンケートを集計・分析してみました。アンケート集計しながら感じたことは、薬剤師の皆様が、誠実で勉強熱心な方が圧倒的に多い、ということです。

受講者アンケート結果では、

対人業務に必要不可欠な「コミュニケーションスキル」、「論理的思考」の【ピラミッドストラクチャー手法】や、幹部(管理薬剤師・薬局長・エリアマネージャー)対象の「次世代リーダー育成プログラム」の【実習=SWOT分析】などは、受講者からの評判が特に良かったです。

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【保険薬局支援事業便り第22号】「気になりますね、2024年度の調剤報酬改定」

皆さまご存知の通り、2024年度の診療報酬改定は、6年に一度の診療報酬、介護報酬、障害福祉サービスのトリプル改定となります。

弊社でも、2024年度の調剤報酬改定に関する検討状況をフォローしていますが、今気になっているのは、地域支援体制加算の算定要件について財務省から厳しい目線が向けられている点です。

調剤基本料1、2の薬局で地域支援体制加算を算定している薬局の要件見直しや、地域連携薬局の認定を受けていることを要件とすべきなどの案が出ており、改定されれば薬局の業績に少なからず影響があるのでは、と考えています。

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【保険薬局支援事業便り第22号】「気になりますね、2024年度の調剤報酬改定」

【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第21号】「選ばれる薬局づくり(=業務改革推進)のために薬局スタッフの意識醸成を!」

2023年もいよいよ最終月=師走となりました。
今年は、師走といえどもポカポカ陽気の日も多く、いまひとつ師走の実感が沸かないのですが(;´∀`)

さて、2024年度調剤報酬改定にむけた議論がなされていますが、財務省は調剤基本料1の適用範囲等の見直しを求めているそうです。財務省独自の予算執行調査を基に、処方箋集中率が高い薬局は備蓄している医薬品目数が少ない傾向にあり、集中率の低い薬局と比べて低コストである点を踏まえて…、とのこと。

また、地域支援体制加算についても、調剤基本料1の薬局が算定する加算1、2の要件が、同加算3,4よりも緩和されているとし、要件の見直し(例えば、残薬への対応や減薬の提案に係る実績の必須化、地域連携薬局の認定を要件とする…)を提案しています。

2018年度に新設された地域支援体制加算は、過去2回の改定で点数が引き上げられたものの、調剤基本料1の薬局にとっては求められる算定要件が徐々に増えています。24時間調剤や在宅対応、等の体制整備にコストを要する現状を踏まえ、実績を作っている薬局には手厚い点数が用意されるという改定になりそうです。

高齢化率がピークを迎える2040年にむけて在宅医療は重要な分野となります。

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