【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第21号】「選ばれる薬局づくり(=業務改革推進)のために薬局スタッフの意識醸成を!」

2023年もいよいよ最終月=師走となりました。
今年は、師走といえどもポカポカ陽気の日も多く、いまひとつ師走の実感が沸かないのですが(;´∀`)

さて、2024年度調剤報酬改定にむけた議論がなされていますが、財務省は調剤基本料1の適用範囲等の見直しを求めているそうです。財務省独自の予算執行調査を基に、処方箋集中率が高い薬局は備蓄している医薬品目数が少ない傾向にあり、集中率の低い薬局と比べて低コストである点を踏まえて…、とのこと。

また、地域支援体制加算についても、調剤基本料1の薬局が算定する加算1、2の要件が、同加算3,4よりも緩和されているとし、要件の見直し(例えば、残薬への対応や減薬の提案に係る実績の必須化、地域連携薬局の認定を要件とする…)を提案しています。

2018年度に新設された地域支援体制加算は、過去2回の改定で点数が引き上げられたものの、調剤基本料1の薬局にとっては求められる算定要件が徐々に増えています。24時間調剤や在宅対応、等の体制整備にコストを要する現状を踏まえ、実績を作っている薬局には手厚い点数が用意されるという改定になりそうです。

高齢化率がピークを迎える2040年にむけて在宅医療は重要な分野となります。

薬剤師は薬局内の仕事だけでなく、地域医療に貢献する活動にも積極的に参加し、医師や介護職の方々と情報共有しながら、ネットワークを築いておくことで「選ばれる薬局・薬剤師への道筋」をつくることが必要不可欠です。

今まで慣れ親しんだ業務の在り方を変えていくことは容易ではないですが、「薬剤師の方々の意識」が高まれば、決して不可能ではありません。むしろ、試行錯誤しながら成功体験が得られることは「やりがい」を感じられる為、薬剤師としての職務意識は徐々に高まり、好循環のサイクルが生まれます。

業務改革に取り組んでおられる薬局経営者の皆様には、変革推進の第一歩として「薬局スタッフの意識醸成」をされることをお勧めします。実際に、弊社「かかりつけ薬剤師育成プログラム」を受講された方々は、参加後に目を輝かせ

「早速、明日から業務で実践します!」

といった、意欲満々の方がとても多いです。

PTC版「かかりつけ薬剤師育成プログラム」は、地域医療におけるネットワークづくりに必須の「コミュニケーションスキル」をご提供するプログラムです。また、実際の薬剤師業務をふまえた内容構成となっておりますので、薬局業務への活用がしやすい、とご好評をいただいております。

来年、薬局の業務変革を推進したいとお考えでしたら、薬剤師の方々の意識醸成に「かかりつけ薬剤師育成プログラム」をご活用いただければ幸いです。各プログラムにつきましては、薬局経営者の変革推進課題に沿った形で内容構成をカスタマイズさせていただきます。

お気軽にご相談くださいませ。

【PTC版かかりつけ薬剤師育成プログラム(ヒューマンスキル編)】

「分かりやすいコミュニケーション研修」
「気持ちに寄り添うコミュニケーション研修」
「後輩指導ためのコミュニケーション研修」
「多職種連携の際のコミュニケーション研修」

弊社ホームページ上、ウェビナー動画にて各プログラムの詳細をご案内しております。

https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html

是非、ホームページをチェックしてみてください!