【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第22号】「薬剤師は学びを求めている!」

早いもので、2023年も残すところあと数日となりました。

この1年を振り返りますと、5月に新型コロナウィルス感染症が5類に移行し、長らく続いたコロナ自粛生活が次第に解かれた1年となりました。とはいえ、感染症が無くなったわけでもなく、様々な感染症への対策は引き続き必要ではありますが…。

皆様、体調を崩すことなく親戚や親しいご友人とのよい年末年始をお過ごしください。

先日、今年度実施した「かかりつけ薬剤師育成研修」の受講者アンケートを集計・分析してみました。アンケート集計しながら感じたことは、薬剤師の皆様が、誠実で勉強熱心な方が圧倒的に多い、ということです。

受講者アンケート結果では、

対人業務に必要不可欠な「コミュニケーションスキル」、「論理的思考」の【ピラミッドストラクチャー手法】や、幹部(管理薬剤師・薬局長・エリアマネージャー)対象の「次世代リーダー育成プログラム」の【実習=SWOT分析】などは、受講者からの評判が特に良かったです。

受講者の皆様の感想は、

「このような手法を知る機会が今まで無かったが、知れて良かった!有意義だった」
「薬主体ではなく、患者様主体の考え方でないと患者様・多職種との意思疎通ができないことに気づかされた」
「患者様の話をオウム返し、深堀、要約する作法がとても勉強になった」

等々・・・。

研修実施前は「研修には期待していない」と感じていた方々が、「このような研修の機会を頂き有難いです」とおっしゃられています。「研修のイメージが一新した」とおっしゃられた方もいらっしゃいます。研修での課題の取組み姿勢も、みなさん真面目で熱心でした。

私が思うには、基本的に薬剤師の方々は、勤勉な方が多い傾向に感じます。

日経DIの雑誌の「読者からのコメント覧」を見てみると、

「漢方の特集が参考になった」
「【服薬指導のツボ】が参考になった」
「医師と同レベルで会話できるように勉強したい」

といった声が多く寄せられており、勉強熱心ですごいなぁ!といつも思っている次第です。

薬剤師の皆様におかれましては、コミュニケーションスキルやマネジメントスキルは、必要スキルではあるが教育機会に乏しく、能力開発しきれていない分野となります。薬学的知識や服薬指導のケーススタディ学習は、オンライン講習で独学で学ぶことが可能です。

一方、コミュニケーションスキルやマネジメントスキル等のヒューマンスキルについては、独学が難しい側面もあり、会社として計画的に教育機会を設ける意義は大いにあります。

高齢化率がピークを迎える2040年にむけて在宅医療は重要な分野となります。薬剤師は薬局内の仕事だけでなく、地域医療に貢献する活動にも積極的に参加し、医師や介護職の方々と情報共有しながら、ネットワークを築くことで「選ばれる薬局・薬剤師への道筋」をつくることが必要不可欠です。

来年度以降の、薬局人材の教育計画をご検討される場合には、是非、ヒューマンスキル(コミュニケーションスキル・マネジメントスキル)の教育機会をご検討頂くことをお薦めします!

もちろん、弊社「かかりつけ薬剤師育成プログラム」を候補の一つとしてご検討頂けたら幸いです(⌒∇⌒)

【かかりつけ薬剤師育成プログラム (ヒューマンスキル編)】

 「分かりやすいコミュニケーション研修」
 「気持ちに寄り添うコミュニケーション研修」
 「後輩指導のためのコミュニケーション研修」
 「多職種連携の際のコミュニケーション研修」

【選ばれる薬局を創る為のAM・薬局長のリーダーシップ開発プログラム】

弊社ホームページのウェビナー動画(https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html)にて各プログラムの詳細をご案内しております。

是非、ホームページをチェックしてみてください!