目指す店舗像無くして、多職種連携・在宅患者の新規獲得は成らず!

少し前の薬局業界誌の記事に、鹿児島市にある(株)サティスファーマ~かごしま北マリンバ薬局~の記事がありました。もともとは在宅医療専門薬局としてスタートした薬局です。「患者のための薬局ビジョン」が公表され、求められる薬局像(=「かかりつけ機能の発揮」が求められるようになった)を踏まえ、外来処方箋も受け付ける在宅医療強化型の薬局としてリニューアルしたそうです。

同薬局は昨年8月に「地域サポート課」を新設し、薬局と医療機関・介護を橋渡しすることにより在宅における薬剤師サービスの質の最大化を目指しています。薬剤師のスキルアップの要点は「他の専門職を知ること」と考え、医療・介護の世界で働く専門職との対談動画の配信を行ったりしながら、時代にマッチした薬剤師育成にとても注力しています。

在宅医療に積極的に取り組んでいる「かごしま北マリンバ薬局」の処方箋応需枚数は、月平均1,000枚で、その9割が在宅医療の処方箋とのこと。服薬支援の患者数は500人に達するそうです。連携相手の潜在ニーズを把握し、問題解決を先回りして図ることによる強い連携力、が強みなのではないでしょうか。

同薬局が目指してきたのは「地域の方々がいつでも立ち寄り健康相談できる=「ホーム薬剤師」が活躍する薬局」だそうです。

この記事をみて、まさしく「在宅患者の新規契約獲得の為の活動とポイント」を押さえている事例だなあ…と思った次第です。在宅患者の新規契約獲得の為のステップは、まず一番はじめに「準備」がとても重要となります。

「準備」=店舗ビジョンの作成

ということになるのですが、かごしま北マリンバ薬局様におかれましては、それが「ホーム薬剤師が活躍する薬局」ということでありましょう。

先日、1月26日に弊社で実施したウェビナーが、まさしくこのテーマでした。

「新規契約獲得の為の活動とポイント」

◎活動の3ステップ(準備~顔の見える関係づくり~信頼関係づくり)を基本活動としながら

1.在宅療養支援診療所との連携活動 https://youtu.be/e4xu4CipbBA

2.ケアプランセンターとの連携活動 https://youtu.be/crlNLj5C2XA

3.高齢者施設への声掛け https://youtu.be/za3-lK4K98M

4.外来患者への声掛け(在宅の提案) https://youtu.be/hgk5shaTEaY

5.連携・営業活動の為の準備(店舗ビジョンの作成) https://youtu.be/-ZIyJa-NoGM

の具体的な活動内容と、その際に留意すべきポイント20点を具体的にご案内させていただきました。ウェビナーでご案内した留意ポイント20点を意識するだけでも、提案活動のレベルは格段に向上すると思います。

また、「自社で取り組むにはハードルが高い…」とご懸念されている薬局様に対しては、弊社の営業代行サービスを一定期間利用することにより、新規契約獲得のみならず、提案活動のノウハウや薬剤師の育成ができるようなご案内もさせていただいております。

本ウェビナーがとてもご好評を頂きましたので、弊社ホームページ上にて詳細テーマ別に動画をアップいたしました。

ご関心テーマがございましたら、是非ともご閲覧頂きお役立ていただけたら幸いでございます。