先日7月11日
リードエグジビジョンジャパン様主催の
総務・人事・経理ワールド2018に伺う機会がございました。
今回のブログでは会場で感じた事について書かせていただきます。
まず会場全体の傾向として最も多く目に飛び込んできたのは、
「採用」関連のブースでした。
多くの企業で採用に対するニーズが高まっている事と共に、採用に使用する媒体も
・自社HP内の採用ページ・ランディングページ
・採用専門のWEBサイト
など多様化していることが伺えました。
一方経理・労務のブースでは、多くが経費処理や年末調整等の作業用のシステムやクラウドサービスを紹介しており、
「事務作業・経理作業のAI・システムを利用した負担の軽減」
は今後より一層進んでいく様に感じられました。
弊社はコンサルティング・教育研修を提供する事業を行っておりますが、
今回のEXPOでの教育のブースでは、
①研修内製化
②研修効果測定
の2つのテーマが目立ちました。
①の研修内製化では、
研修全てを外部に委託するのではなく、社内のトレーナー向けの研修の提供や、
目標管理・人材診断等の社内教育を支援するシステムの紹介も多数見られ、内製化は多くの企業のニーズである事が感じられました。
一方、②の研修効果測定では、
外部研修を提供する場合でも研修の効果を測定するシステム、研修後のフォローの為のシステム等の紹介が多く見られ、
「研修の後どの様な効果があるのか・あったのか?」
というニーズがある様に感じられました。
また、会場内に大きく
「AI・ロボットに奪われない力」
というメッセージを掲げている企業もあり、弊社ブログ「医療事務に秘めた可能性」でも
「医療業界においてAIに置き換わると思う職種は?」
という調査について触れましたが、他業界でもAI・ロボットが人の仕事に置き換わっていくという認識は強い様です。
5月のブログ「日本保険薬局協会(NPhA)定時総会」
に記載致しましたが、
伊原審議官より2040年に向けて
・ローコストオペレーションの実現
・労働力の確保
・AIの活用による生産性の向上
の3点が重要である旨のお話がありました。
3つ目の生産性向上において最初にAIに置き換わるであろう薬局業務は対物業務である事は
間違いありません。
「AI・ロボットに奪われない力」を薬局に当てはめると、対人業務、つまりコミュニケーション力で
あると弊社では考えています。
上述の研修の内製化につきましても過去のブログ「研修の内製化」
にて触れておりますので、
ご興味のある方は是非ご覧ください。