【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第25号】「薬局長の役割は変わっています!薬局長へのマネジメント教育機会は提供できていますか?」

昨今の薬局業界をとりまく激しい環境変化に対応すべく、DX推進に力を入れている薬局はかなり増えています。

DX推進により、業務効率化を図ることが可能ですが、「生み出された余力を何に注力していくのか」が討議され、具体的に新たな業務設計がなされている薬局はまだまだ少ないように感じます。

デジタル化は、差別化や合理化のツールにすぎません。

薬局といっても、全国津々浦々に所在する薬局は、それぞれ「環境」も「強み」も異なります。DX推進によって目指すべきゴールを見誤ってはいけません。

それぞれの地域において「選ばれる薬局」となる為に、自店舗においては何を目指していく必要があるのか?という「物語り」を語る事の出来るAM・薬局長が必要です。

経営者のお悩みで最も多いのが

「患者さんのお困りごとに対処するスキルは高いが、店舗ビジョンを設定し解決すべき問題に計画的に対処するスキルが低い」

という課題です。しかしながら、これは当然のことともいえます。今まで、そのような事(マネジメント的な学習)を学ぶ機会もなく、また必要性もなかった(経営競争のない業界環境)からです。

保険財政が厳しさを増すなか、矢継ぎ早に法改正が進み大胆な調剤報酬改定もなされる今、「役割が変わった薬局長」へのフォローアップが必要不可欠となりました。

今後の薬局経営の盤石な体制づくりの為に、薬局長やエリアマネージャークラスの学習機会(環境動向への認識を深め、選ばれる店舗運営をする為の考え方を知る機会)が必要ではないでしょうか?

以下、弊社の最新プログラム『薬局長(薬局経営幹部)向けプログラム』のご案内です(⌒∇⌒)

~『変革期のリーダーシップ開発プログラム』主内容(全6回)

「自薬局店舗をとりまく環境認識」
「自薬局店舗のビジョン設定」
「取組むべき課題の設定」
「課題解決の為の考え方と方法」
「店舗スタッフとの協働体制づくりのポイント」
「成果発表会」

最終回「成果発表会」までには事後課題の設定がありますが、事前に個別コーチングや質疑応答などもございますので、最終発表会では、経営者が驚くような素晴らしいプレゼンテーションをされる受講者もいらっしゃいます。

弊社ホームページ上、ウェビナー動画(https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html)にて本プログラムの内容を紹介する動画を掲載しておりますので、併せてご確認下さい。