講座内容の一部を「かかりつけ薬剤師育成プログラム便り」としてご案内させていただきます。ご検討にお役立て頂けたら幸いです。
日本薬剤師会は2021年「医薬品医療機器等法に基づく、薬局に対する法令遵守規定」を受け、「薬局における法令遵守体制整備の手引き」を作成しました。管理薬剤師については、薬局における実務経験が5年以上ある認定薬剤師を要件としました。
そして、薬機法上の薬局の管理者は管理薬剤師であり、業務管理の指揮命令系統を明確にする意味から、管理薬剤師以外のものに、店長や薬局長といった名称・役職をつけるべきではないと明示しました。
さらに「管理薬剤師として必要な能力・経験を有する薬剤師を確保できないのであれば、薬局を新規に開設するべきではない」との認識を示しています。
これらの動向への認識が不足している管理薬剤師の方が意外と多いのですが、「知らぬ存ぜぬ」では済まされない時流となりました。
…というわけで、本日は「管理薬剤師の実務」研修についてご紹介させていただきます。(⌒∇⌒)
対象者層は、
管理薬剤師の方々、管理薬剤師候補の方々、管理薬剤師をサポートする中堅薬剤師の方々
となります。
研修の内容
①管理薬剤師業務の法的根拠
②チェックリストを用いた管理薬剤師業務の確認
③保健所立入・個別指導
※管理薬剤師業務の4つの視点(人・モノ・情報・金)で、業務のポイントを整理
※すべての業務は法律で定められており、「知ら存ぜぬ」では通用しないことを理解する
研修の前提となる課題とその背景
・最新の法律を把握できていない
・管理薬剤師の業務範囲を限定的にとらえている
(例:各種届け出の許可は店舗運営の一丁目一番地だが、管理薬剤師業務であるという認識が無い…)
・背景として→昔と比べ、管理薬剤師に関わる知識・情報を学習する機会が少なくなる一方で、学習すべき知識・情報の量は増えている
◆本研修のユニークポイント◆
チェックリスト(アイセイ薬局様で作成したもの=全396項目)に基づき自店舗の現状確認を行ってから、研修にご参加頂きます。
(チェックリストは「法令遵守」「脱属人的な業務運営」を目的として作成。チェック項目は毎年更新されており、最新動向を踏まえて作成。)
管理薬剤師の教育研修をご検討されていましたら、「管理薬剤師の実務」研修はとてもお薦めです。
日々多忙な業務をこなしている管理薬剤師の方々こそ、しっかりとした学習機会が必要不可欠です。
本研修の受講者の評判はとても高く、
「全てが業務に直結していて役に立った!」
「新任管薬なので、非常に助かりました!」
「覚醒剤原料の取り扱いの変更は知らなかったので分かってよかった!」
「長く管薬をやっているが、不備な点を網羅的におさらいできて有意義だった!」
…という嬉しいお言葉を沢山頂いてます。
ご関心がございましたら、是非、動画『「管理薬剤師の実務」研修』 もご確認くださいませ。