【保険薬局支援事業便り第28号】「ケアマネジャーさんのお困りごと」

弊社営業担当者は、薬局と他職種との連携関係構築活動の一環として、居宅介護支援事業所を訪問しています。

先日、介護支援専門員さん(以下、ケアマネジャーさん)と面談する機会があり、お困りごとに関してお話を伺いました。

ある要介護のご利用者さんで、その方はご自宅にご家族と一緒に暮らしていらっしゃるそうです。そのため、医療機関を受診する際は、ご家族が自家用車にてその都度送迎されているとのことでした。このご利用者さんは、現在2つの医療機関を定期的に通院されており、それぞれの医療機関からお薬が処方されています。ご家族と一緒に暮らしていることもあり、どちらの医療機関でもお薬は一包化されていません。そのため、ご利用者さんだけでなく、ご家族も服薬の際は、種類や数を確認する等ご苦労されているとのお話でした。

今回のお話は、ご利用者さんやご家族と薬局が日頃のお薬に関する状況を共有したり、ケアマネジャーさんがご利用者さんの服薬に関する情報を薬局と共有していければ、お薬管理の解決につながっていくと思われます。

そのため、薬局が患者さんやご家族、そして他職種の方等のお薬の相談窓口となることで、地域医療への更なる貢献につながると感じました。

ご参考になれば幸いです。

(田辺三菱製薬プロビジョン株式会社 営業担当)