2023年もいよいよ最終月=師走となりました。
今年は、師走といえどもポカポカ陽気の日も多く、いまひとつ師走の実感が沸かないのですが(;´∀`)
さて、2024年度調剤報酬改定にむけた議論がなされていますが、財務省は調剤基本料1の適用範囲等の見直しを求めているそうです。財務省独自の予算執行調査を基に、処方箋集中率が高い薬局は備蓄している医薬品目数が少ない傾向にあり、集中率の低い薬局と比べて低コストである点を踏まえて…、とのこと。
また、地域支援体制加算についても、調剤基本料1の薬局が算定する加算1、2の要件が、同加算3,4よりも緩和されているとし、要件の見直し(例えば、残薬への対応や減薬の提案に係る実績の必須化、地域連携薬局の認定を要件とする…)を提案しています。
2018年度に新設された地域支援体制加算は、過去2回の改定で点数が引き上げられたものの、調剤基本料1の薬局にとっては求められる算定要件が徐々に増えています。24時間調剤や在宅対応、等の体制整備にコストを要する現状を踏まえ、実績を作っている薬局には手厚い点数が用意されるという改定になりそうです。
高齢化率がピークを迎える2040年にむけて在宅医療は重要な分野となります。
続きを読む