弊社営業担当者は、薬局と他職種との関係構築活動の一環として、居宅介護支援事業所を訪問しています。先日、介護支援専門員さん(以下、ケアマネジャーさん)と面談する機会があり薬剤師さんとの関係構築について伺いました。
ケアマネジャーさんによると、普段からお話しできる薬剤師さんは多くないそうです。
ケアマネジャーさんが、はじめてお話しする薬剤師さんにご挨拶する機会は、他職種の集まりやご利用者さんに薬局が介入する時など様々です。そうしたなかでケアマネジャーさんが、その薬剤師さんと普段からお話しできる関係になっていくのはどのような場合でしょうか。
そのひとつが、連絡の頻度です。
ケアマネジャーさんは、ご利用者さんに対応する薬剤師さんと情報共有していくにつれて、徐々に関係が構築されていきます。そのなかでも、定期的な連絡だけでなく、気づいた事などについて、その都度連絡するようになれば、お話しする機会が増え、ますます関係構築に繋がります。地域などにより、情報共有や連絡方法について決まっているかもしれません。
仮に電話を使用するならば、いざ連絡しようと思った時、ケアマネジャーさんがお忙しかったらご迷惑ではないかと躊躇する可能性があります。そのため、事前にケアマネジャーさんへ比較的余裕のある時間帯を伺ってもよいかもしれません。
このように連絡する頻度が増えるにつれて、「普段からお話できる薬剤師さん」として認知されることでしょう。なお、時間的に余裕がある時は、直接お会いする事もよいそうです。患者さんや地域貢献のために他職種の方々とさらに良い関係を築いてみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
(田辺三菱製薬プロビジョン株式会社 営業担当)