講座内容の一部を「かかりつけ薬剤師育成プログラム便り」としてご案内させていただきます。ご検討にお役立て頂けたら幸いです。
コロナ禍を経て、ここ数年で「在宅医療」を利用する患者数はかなり増えました。都心部では、在宅医療クリニックの新規開業が急増しており、患者の取り合い競争となっています。在宅医療クリニックは、医師であれば誰でも開業できます。
ですから、医師の専門分野も様々で、緩和ケアの知識・経験の差もかなりあります。最近では、「在宅医ガチャ」というフレーズもよく耳にする状況になっています。(=在宅医の当たりはずれがある)自宅で緩和ケアを受けたいと思っている患者にとっては、とくに「在宅医の選定」は慎重に行いたいところです。在宅医療を選択する患者のご家族は、近隣地域での評判や在宅医療クリニックの情報収集は念入りにされる方が多いです。
そして、薬局・薬剤師も同様のことがいえます。
地道に患者満足度の高い在宅患者支援を行うことにより、地域医療において「選ばれる薬局」としての地位を築くことができます。
では、新規で在宅患者獲得が出来た際、患者への支援体制をどのように考えていけばよいのでしょうか?
在宅療養の事情は様々で、医療支援の目的も個別に異なります。「「かかりつけ薬剤師」としてお願いして本当によかった!」と、満足していただける服薬支援をするために必要な考え方と具体的な活動についてご理解頂くために、PTCでは、『「在宅医療の実務」研修』を実施しております。
『「在宅医療の実務」研修』は、オンライン形式で4時間のプログラムとなりますので、地方薬局の皆様にも研修として導入して頂き易いかと思います。
「新規在宅患者獲得の為の活動に注力しているものの、実際の在宅患者支援活動は手探り状態だ…」
という薬局・薬剤師の皆様向けに、「薬剤師に求められる在宅患者の薬剤管理の基本の「キ」を具体的にご案内させていただきます(⌒∇⌒)
研修の概要
- 在宅訪問について新規依頼を受けたときの対応
・在宅訪問の全体像・患者治療目的(目標)の変化を踏まえ、薬剤師は試行錯誤・模索する
- 訪問時のチェック事項
・在宅医療の心構え「暮らしが先に来る」・訪問時のチェック事項
・円滑な多職種連携の為に、様々なツールの活用(事例)
- トレーシングレポートの書き方
・今井先生からの4つの教え(教訓)
- フィジカルアセスメント
・薬剤師がフィジカルアセスメントを行う意義とは
- 在宅医療の実践
・在宅医療の実践5つのステップ
・「暮らしが先に来る」思考の実践ステップ(五感→思考→行動)
ご関心がございましたら、是非、『「在宅医療の実務」研修』ご案内動画 をご確認くださいませ。
↓