『ヒューマンスキル開発プログラム~気持ちに寄り添うコミュニケーション研修~』紹介動画のご案内

少しずつ日が長くなってきました。道端にオオイヌノフグリが咲いているのを見つけて、春を感じている今日この頃です。

先日、ある薬剤師さんの記事を目にしました。かかりつけ患者様からの相談で、

「散歩中にふらつきを感じて、歩きにくくなった。薬の副作用か?」

との相談を受けたそうです。すぐに処方薬を確認したところ、副作用の影響は考えにくいことから、すぐに脳神経外科の受診を勧めたとのこと…。

その後、軽度の脳梗塞が判明し、早期発見で大事には至らず命を救う助言が出来た、という話でした。

この薬剤師さんは、普段から「選ばれる薬剤師」になるために患者様との信頼関係を築くことを大切にしているそうです。「薬剤師だからこそ聞けることがある」と感じることがとても多いとのこと。


・医者には言っていないが、本当は薬を服用していない

・もっと良い病院があれば転院したい

など、様々な本音話。

「選ばれる薬剤師」になるための信頼関係で心がけていることは、患者様との「日頃のコミュニケーション」だそうです。

確かに、「この薬剤師さん、話しやすいなあ」とか「医者に行くほどではないけど、この症状が気になるから、あの薬剤師さんに聞いてみよう」と思ってもらえる関係性は、患者様からの信頼を得ているからです。

「対物から対人業務へのシフト」

は、過去数回の調剤報酬改定の大きなトレンドですが、2022年度改定ではそれをさらに加速させる内容になっています。

新年度を迎えるにあたり、人材育成のご参考にしていただきたく、

 「気持ちに寄り添うコミュニケーション」研修

の紹介動画を作成致しました。

この研修では、様々な実習やケーススタディを通じて、患者様の気持ちに寄り添う際のポイントを体験的に理解して頂きます。

(実習例)

■実習「温かい受信(受容)」

・患者との対話場面を題材に、患者の気持ちに焦点を当てた聴き方(受容)を学習する。

■実習「クレーム応対について」

・実際にあった事例を題材に、クレーム応対時の「温かい受信」の有用性を理解すると共に、クレーム応対の際の原則を学習する。

上記以外にも様々な講義・実習を通じ、自身の課題を明確化し、日々の業務で活かせるような内容となっております。

詳しくは、下記動画をご視聴頂ければ幸いです。

また、弊社ホームページ内の、本プログラムの紹介ページも併せてご確認頂ければ幸いです。

https://www.ptc.co.jp/pharmacist/humanskill-2.html

薬剤師の対人業務の対応力向上に、お役立て頂ければ幸いです。