【保険薬局支援事業便り第13号】「高齢者施設を訪問する在宅診療医は、薬剤師の施設同行訪問にメリットを感じている」

今回13回目となる「保険薬局支援事業便り」、今月も田辺三菱製薬プロビジョン株式会社の営業担当が薬局支援の現場で感じた事や、薬剤師の皆さんにとってお役に立ちそうな情報をお届けしたいと思います。

『高齢者施設を訪問する在宅診療医は、薬剤師の施設同行訪問にメリットを感じている』

弊社営業担当者の活動として、在宅医療を総合的に支援している会社の幹部の方とご面会することがあります。幹部の方からお伺いしたのですが、在宅診療医が高齢者施設で診療する際に、診療対象者が10数名以上の場合は、基本的に応需薬局の薬剤師に同行を依頼しているとのことでした。

薬剤師に同行してもらうことのメリットとして、診察時に医師や患者が薬剤師に直接質問出来、その場で服薬に関する疑問点を解消してもらえることや、処方箋紛失リスクの軽減につながる点を挙げられました。一方、薬剤師の視点では、患者さんの状態を正確に把握したうえで調剤出来る点はメリットになると考えられます。

“在宅診療医が高齢者施設を訪問される際に、薬剤師の同行訪問が可能である”ことは、薬局の特徴付けに繋がるアピールポイントになりうることにご留意いただければと思います。

ご参考になれば幸いです。(田辺三菱製薬プロビジョン株式会社 営業担当)