新年あけましておめでとうございます。
コロナ禍での3度目の年明けを迎えました。
国民の多くが感染防止への意識を維持しつつも、一部の新幹線の乗車率が100%を超えるなど、人流はコロナ禍以前に戻りつつあります。
その一方で、某機関が実施した意識調査(パンデミック下でみられる様になった習慣、例えばマスクをつける、他者と一定の距離をとる等)の結果では、「コロナ前と完全に同じ生活に戻る」と答えた人は、2割弱だったそうです。
また国外に目を転じると、中国がWithコロナへ政策を転換しました。先進各国から「周回遅れ」の対応と言われていますが、世界の動向に影響を与える事は間違いないでしょう。
この様な動向を概観する中で、私達には、この3年間で起きた本質的な変化を読み解き、前提となる考え方や行動を見直す事が求められている様に感じます。古からの教えである、
「変化するものが生き残る」
が骨身にしみる今日この頃です。
薬局業界においては、今春のオンライン資格確認の原則義務化を前提に、今月から電子処方箋の運用が始まります。これにより、薬剤師に期待される貢献領域は、これまで以上に対人業務(例:減薬を含む処方提案)へシフトすると言われています。また、医療事務においても、業務量の減少が見込まれる既存業務(例:レセプト入力)に替わる貢献領域の設計が求められます。
新たな機器やシステム導入と共に、一部の薬局が先行的に着手してきたこれらの課題は、今後、多くの薬局に求められる事となります。換言すれば、
「変化するもの(薬局・薬剤師)が生き残る」
を実現する為に向き合う課題です。
古の教えを実践する為には、職員の
1.マインド(環境に合わない無意識の思考・行動パターン)リセット
2.スキルセット(対人業務遂行の為に必要な能力や資質・経験の組み合わせ)
の2つが必須となります。
上記の様な認識の下、弊社では、
「持続可能な薬局経営」
の実現を目指し、この9年間で培ってきた薬剤師研修の経験・知見を踏まえ、課題解決をご支援させて頂きます。弊社へご期待ください。
今年も、宜しくお願い致します。
2023年1月5日
プラザコンサルティング株式会社
代表取締役 井関 健二