先日、株式会社クラスAネットワーク主催
classAコンベンション2019
に参加させて頂きました。
あいにくの天候の為、予定より約1時間半短縮のプログラムでしたが、テーマとして掲げられた「つながり」の必要性、大切さを強く感じる事のできる1日でした。
そこで今回は、上記の参加報告をさせて頂きます。
プログラムは、
第1部:未来へのつながり
・勝間和代様特別講演
・橋本会長講演
第2部:つながりに共感
・5薬局の実践発表
第3部:つながりを共有
・薬局へ行こう!ウィーク
の全3部で構成されていました。
第1部の特別講演では、勝間様より
・繋がって生産性を上げる(強みを活かす・弱みを補う)
・繋がりをデザインして新しいチャンスを見つける
等のお話がございました。
個人の生産性向上に役立つ事はもちろん、
今、薬局業界を取り巻く環境に非常に合致しているように感じました。
先日のブログでも触れました「調剤業務のあり方」も弱みとはやや異なりますが、非薬剤師が可能な業務を渡し、より薬剤師の強み(薬剤の専門知識)を活かした業務に注力をする事が目的です。
薬局ビジョン以降話題に上がる事の多い多職種連携、こちらも
・薬剤の専門知識がある
・店舗にいる(店舗に行けば会える/相談できる)
・医師へ疑義照会を行える
等の薬剤師ならではの強みを他職種の強みと合わせる・交換する事で「生産性=患者様の受ける治療やケアの質」を上げる事ができるのではないでしょうか。
様々な事柄に応用することができ、多くの事を考える事のできるお話であったと感じました。
第2部では、実際にご発表者の方々が店舗で行っている取り組み・イベントやその成果についてお話がありました。
私はいくつかの某大手薬局・ドラッグストア様の健康イベントに参加しているのですが、いずれも本社企画・主導であるケースも多く、店舗の実情(客層・患者様のお悩み等)からはズレが感じられる事も少なくありませんでした。
今回発表されていた、5薬局では店舗で患者様・顧客の事を考え、仮説立てた上で取り組み・イベントを実施されており、今回のテーマである「つながり」の通り、地域とのつながりが感じられました。
第3部では、
今年3回目となる「薬局へ行こう!ウィーク」での今回の取り組みや、来年の目標についてお話がありました。
薬局へ行こう!ウィークの参加企業数は
2017年は192
2018年は841
2019年は2048
今年は行政・他施設との連携・ニュースにも取り上げられたそうです。
来年の目標参加企業数は5000とのお話でしたが、今年の活動や今までの参加企業の増加数を見ると決して不可能ではなく、今後ますます薬局へ行こう!ウィークの規模が大きくなる事、薬剤師の役割・仕事が地域に伝わっていく事が感じられました。
1日を通して、短縮プログラムであった事が悔やまれる程に非常に勉強になり、多くの刺激を受けた一日でした。
弊社も今回のテーマである
「つながり」
地域・患者様・自店舗内・多職種・・・と相手は無数に考えられますが、それを創るご支援が出来ればと考えております。