【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第41号】~対人業務が苦手な薬剤師さんへ~「苦手意識の払拭」を!

先日、眼科で処方された薬を受け取る為に、薬局に行きました。

薬を受取る際に対応してくれた若い薬剤師さんが、まだ慣れない様子ながらも一生懸命に服薬指導をしてくれました。(今春入社の新人薬剤師さんでしょうか?)

「抜け・漏れがないように全部伝えないと!」

という感じが、話し方から伝わってきました。たどたどしい話し方ではありましたが、感心した点が2点ありました。

  1. しっかりと目を見て話をしてくれたこと
  2. 「このお薬で症状が改善されますからね。早く良くなるといいですね。」と言ってくれたこと

この対応が出来るか否かで、薬剤師さんへの印象はだいぶ変わります。私は業務が多忙で、当時は少しイライラしていたのですが、この薬剤師さんの対応によって、少し心が和みました。

きっと新人薬剤師として服薬指導の実践の前段階で、しっかりとした教育研修を受けているのだろうな!と思いました。

一方、ベテラン薬剤師さんでも、この対応が出来ない方も少なくないように思います。やはり「対物から対人へ」と言われてからだいぶ経ちますが、その流れに乗れない薬剤師さんもいらっしゃるのだと思います。

「目を見て話す」

ということは、とても大事なことですが、自分に自信がないと出来ない場合が多いです。

目を見ずに話した場合、

「伝えなければいけないから、あまり喋りたくないけど仕方なくお伝えします…」

みたいな印象を患者さんに与えかねません。

中堅からベテラン薬剤師さんが新人として入社した頃は、今ほど、コミュニケーションスキルは必須スキルでは必ずしもなかった訳で、そのまま現在に至ってしまったのだと思います。

「コミュニケーションスキルを体系だって学ぶ場」を、コミュニケーションに苦手意識が払拭できない薬剤師さんに提供できたらいいのに!とつくづく思います。

弊社の「コミュニケーション研修(論理編・心理編)」をご受講された薬剤師の方々にアンケートを実施していますが、「参考になった」「目から鱗でした!」「明日から早速意識して実践したい」などのお声を寄せて頂くのは、意外にも中高年の薬剤師の方が非常に多いです。

「薬学知識や店舗運営についての知識」は申し分ない知識をお持ちなのに、コミュニケーションに対して苦手意識が払拭できず、対人業務に前向きになれない…、というのはとても勿体ない!と思います。

弊社「コミュニケーション研修」は、受講後から即、業務に(業務だけでなくプライベートでも)活かせるスキルです。「コミュニケーションに対する苦手意識」が払拭され、自信をもって対人業務に前向きに取り組めるよう、コミュニケーション研修(オンライン研修形式=4時間プログラム)の機会を設けてみてはいかがでしょうか。

弊社HPにも詳細案内ございます。
https://ptc.co.jp/kakaritsuke-humanskill.html