桜の花が咲き始め、暖かな日差しとともに、外を歩くのが心地よい季節となりました。
先日、久しぶりに自宅周辺をゆっくり散歩してみたのですが、わずか15分ほどの範囲の中で、
新しい店舗ができていたり、マンションが完成していたりと、思いのほか景色が変わっていることに驚きました。
普段通らない道では、近所であっても変化に気づきにくいものです。
「数か月前の記憶のまま街を捉えていた」という事実に、少しヒヤリとしました。
まさに「井の中の蛙」。
環境は、自分が気づかないうちにも確実に変化しているのです。
そういえば、私が通っているスポーツジムにも、ここ1か月で変化がありました。
スタジオレッスンは相変わらず盛況ですが、
ジムエリア(筋トレ利用)の利用者が減ってきているのです。
理由は明確です。
車で15分圏内に、300坪規模の大型ジムが新規出店したためです。
これまで「地域No.1」だったマシンの種類・数も、
新店舗の出現により、その優位性は一気に崩れました。
さらに新店舗は、
・設備の充実(ゴルフ・マッサージ等)
・価格の安さ
といった要素も兼ね備えています。
もし私が“筋トレ目的のみ”であれば、迷わず乗り換えていたと思います。
このように、外部環境の変化は、ある日突然、自店舗の優位性を無効化します。
・競合の新規出店
・サービスの高度化
・価格競争の激化
・オンライン化の進展
スポーツジム業界も、まさにカオス状態です。
だからこそ、各店舗は常に
「自分たちは何で選ばれているのか」
を問い続ける必要があります。
そして、そのための基本となるのが
SWOT分析(自店舗の強み・弱み・追い風・向い風の整理)です。
しかも、環境変化のスピードが速い今、
「年1回やれば良い」というものではありません。
継続的な検証と改善こそが、前提となります。
薬局も例外ではない
この構造は、薬局経営においても全く同じです。
むしろ現在の薬局業界は、
・調剤報酬改定による評価軸の変化
・在宅・かかりつけ機能の実績評価化
・医療機関・患者動線の変化
など、外部環境の変化がより顕著になっています。
これまでのように、
「立地」や「処方元との関係性」だけでは
安定的に患者を確保できる時代ではなくなってきています。
つまり、
「待ち」の薬局から、「選ばれる薬局」への転換が求められています。
では、そのために何が必要なのでしょうか。
重要なのは、単にSWOT分析を行うことではありません。
・自店舗の強みは何か
・どの患者層に価値を提供できるのか
・どの機能(面分業・在宅)で差別化するのか
・それを現場でどう実行するのか
これらを、戦略として描き、現場で再現することです。
しかし実際には、
「分析はしたが、現場で実行されない」
「方針はあるが、行動に落ちていない」
というケースが多く見られます。
ここに、薬局長・エリアマネージャーといった
現場リーダーの役割の重要性があります。
リーダーシップの差が、店舗成果の差になる
環境変化に対応できる薬局は、
・外部環境を正しく捉え
・自店舗の立ち位置を理解し
・具体的な打ち手に落とし込み
・チームで実行し、改善し続ける
というサイクルが回っています。
このサイクルを回せるかどうかは、
個々のスキルではなく、リーダーシップの質に依存します。
PTCの支援が目指すもの
プラザコンサルティングでは、
「面分業・在宅推進を軸に、店舗が生き残るシナリオを描き、実行できる組織づくり」
をご支援しています。
単なる知識提供や分析にとどまらず、
・SWOTを踏まえた戦略設計
・面分業・在宅の具体的推進シナリオ
・現場での実行支援(検証・改善サイクル)
・リーダー層(AM・薬局長)の意思決定力・推進力の強化
を一体として支援することで、
「分かっている」を「できる」に変えることを重視しています。
環境は、これからも変わり続けます。
だからこそ重要なのは、
変化に対応できる「仕組み」と「人材」を持つことです。
自店舗の現在地を見つめ直し、
次の一手を考えるきっかけとして、
今一度SWOT分析から始めてみてはいかがでしょうか。
プラザコンサルティング株式会社では、
「面分業・在宅推進のリーダーシップ開発プログラム」を通じて、
各薬局様の戦略実行をご支援しております。
詳細は弊社ホームページ(https://ptc.co.jp/shien/leadership.html)をご覧ください。
また、具体的な情報提供も随時行っております。
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