【かかりつけ薬剤師育成プログラム便り第19号】「薬局店舗の雰囲気があまりよくない…、スタッフの定着が悪い…、という場合のご提案」

先日、薬剤師の友人と話す機会があったのですが、職場の上司(管理薬剤師)に対してかなり不満を募らせている様子でした。

色々な具体的事例をあげればきりがないのですが、どうやら「言っていることは正しいけれど、その言い方はないよねぇ・・・」という不満でした(;´∀`)

・疑義照会をすべき案件だと指摘を受けた際に、「もっと勉強してください!」と一方的に言われ、カチンときた!
→(私の経験上から、敢えて意図があり疑義照会しなかったのだけど・・・。私は日々、勉強してますよ!)

・真面目な後輩に対する管理薬剤師の指導が厳しすぎる上、話をよく聞かずに誤解したまま説教する。
→(いい方がキツイし、指摘がズレている(;´∀`)→後輩は患者様の為に一生懸命なのに、可哀そう)

ベテラン薬剤師の彼女は、職場を変えようと本気で考え始めているそうです。以前、薬局で働いていた別の友人も、結局は薬局内の人間関係に疲弊し、別の職種に転職しています。

つまりは、「せっかくの優秀な薬局スタッフが人間関係のストレスから辞めてしまう」という事象が、全国津々浦々、多くの薬局で起こっているのではないでしょうか?

特にベテラン薬剤師の欠員は、薬局にとってのダメージも大きく、管理薬剤師にとっても業務増となり、良いことは一つもありません。(新たにスタッフを募集し、育てる為の時間的・費用的コストも発生します)私は、話を聞きながら、彼女(友人薬剤師)の気持ちはよく理解できました。

一方で、管理薬剤師の立場になってみると、「しっかりと指導しなければ!ミスがあっては大変!!」という使命感や責任感の強さから、つい語調がきつくなってしまったのではないか?

とも思いました。管理薬剤師に求められる役割はとても大きく、管理薬剤師自身もかなりのストレスや重責を抱えている場合も多いです。

弊社では「管理薬剤師の実務」研修を実施しておりますが、ご参加される管理薬剤師の皆様は、とても勉強熱心で真面目な方々ばかりです。

ただし、「コミュニケーションスキル」という面では、自信が持てない方も多い印象があります。

管理薬剤師クラスの皆様には、是非、実務研修や薬学的知識の学習だけではなく、「後輩指導の際のコミュニケーション」研修もセットでご受講いただくことをお勧めしたいです。場合によっては、コミュニケーション研修を優先的にご受講頂くことで、薬局店舗の業務レベルが格段に向上するケースもございます。

「薬局店舗の職場の雰囲気があまりよくない」
「薬局スタッフの定着率が悪くて困っている」

という場合には、一度、幹部クラスの方々(管理薬剤師・店長・エリアマネージャー・管理薬剤師の候補者)向けに

「後輩指導の際のコミュニケーション」研修をご検討されてみてはいかがでしょうか?

PTC版「後輩指導の際のコミュニケーション」研修の概要
(新人・若手スタッフの心を掴み、能動的な姿勢を育むためのコミュニケーション術とは?)

◇今求められる業務指示・後輩指導の在り方とは
◇業務指示の在り方
◇部下・後輩指導における受けとめ方・伝え方

来春の新入社員受け入れ前に、是非、「後輩指導の際のコミュニケーション」研修もご検討下さい。

※弊社ホームページ上にてプログラムの詳細案内をご紹介中です。