寒暖差の激しい日が続いていますね。
今年も早いもので師走目前となりました。1年を振り返る大切な時期でもありますね。
弊社の1年を振り返りますと、今年は「薬局長研修」(エリアマネージャー・幹部を含む)のご依頼がとても多かった(累計参加者1,000名超)です。薬局の要人材である薬局長は、変革期の店舗運営(面分業・在宅の推進)の舵取りを任されています。
続きを読む寒暖差の激しい日が続いていますね。
今年も早いもので師走目前となりました。1年を振り返る大切な時期でもありますね。
弊社の1年を振り返りますと、今年は「薬局長研修」(エリアマネージャー・幹部を含む)のご依頼がとても多かった(累計参加者1,000名超)です。薬局の要人材である薬局長は、変革期の店舗運営(面分業・在宅の推進)の舵取りを任されています。
続きを読む弊社「かかりつけ薬剤師育成プログラム」オンライン公開講座~次回(6月17日(土)14時開始)のテーマは、
「分かりやすいコミュニケーション研修」(案内ページ:https://www.ptc.co.jp/pharmacist/seminar-humanskill-1.html?kind=0)
を予定しております。研修内容の一部をご案内させていただきます。
患者様への服薬指導時に、
「時間がないので説明は大丈夫ですから・・・」
と言われてしまったご経験はありませんか?
弊社「かかりつけ薬剤師育成プログラム」オンライン公開講座~次回(3月18日(土)14時開始)のテーマは、
「後輩指導の際のコミュニケーション」
(案内ページ:https://www.ptc.co.jp/pharmacist/seminar-humanskill-3.html?kind=1)
を予定しております。講座内容の一部をご案内させていただきます。
~本研修のゴールイメージ→“人を通して成果を上げる”~
自分で成果(調剤・服薬援助…)を上げるステージから、人(部下・後輩薬剤師・医療事務…)を通して成果(調剤・服薬援助…)を上げるステージへ。
ひとつ上のステージに上がる際、とても大事なポイントが3つあります。
3つのポイントとは、「指示」「傾聴」「指導」です。
今回は、「指示」についてご紹介させて頂きます。
(先日、訪問先の店舗の薬局長から、こんな愚痴をお聞きしました。)
↓
続きを読む弊社「かかりつけ薬剤師育成プログラム」が、今年からオンライン公開講座としても受講できるようになりました。次回2月18日(土)14時からは「気持ちに寄り添うコミュニケーション研修」(案内ページ:https://www.ptc.co.jp/pharmacist/seminar-humanskill-2.html?kind=1)の開催を予定しております。講座内容の一部を「かかりつけ薬剤師育成プログラム便り」としてご案内させていただきます。ご検討にお役立て頂けたら幸いです。
「お父さん、息子さんにはお風呂あがった後にシッカリと声掛けてください」
点鼻薬を息子に投薬してもらった際に、薬剤師さんより受けたメッセージです。投薬台に呼ばれた際にその薬剤師さんから受けた最初の質問は、
「前回お出しした点鼻薬はまだ残っていますか?」
でした。適切に答える事のできない私は、待合室で任天堂スイッチに興じる中学生の息子に
「点鼻まだあるの?」
と尋ね、目線合わせずに、
「まだあるよ」
と息子が返事をしました。質問いただいた薬剤師さんに
「みたいです」
と伝えたところ、冒頭のメッセージ「お父さん、~シッカリ声を掛けて下さい」を受けたわけです。そのメッセージはその通り「正論」でしょう。推測ですが、少し受診間隔が空いてしまっている我々に対しての示唆であったと思います。
続きを読む日経DIプレミアム版2022・9月号で、弊社の御取引先の記事を見つけました。
シーエスグループ(株)横須賀薬局―森のシティ薬局2号店は、昨年11月に在宅医療に特化する薬局として開局しました。森のシティ薬局から在宅医療部門を切り離す形での開局であり、処方箋応需枚数は320~330枚/月で、20~30枚の外来処方箋を除きその殆どが、在宅医療によるものだそうです。
薬局長で管理薬剤師の鈴木さんは、調剤から往診同行、配達などの業務を三輪スクーターに乗り、一人でこなしているというから驚きです。森のシティ薬局からの応援も得ながらの活動とはいえ、相当なバイタリティと信念をお持ちのことと思います。
鈴木さんは服薬コンプライアンスに気を使っているそうで、個人宅の場合は、あえて医師の往診とは異なる週の日に訪問したり、患者さんの服薬の様子を観察したりヒアリングしたり、時にはバイタルチェックも行いながら、データをもとに医師に処方提案することもあるそうです。薬剤師としての意見を聞いて頂ける様に、患者さんや介護職の方々との人間関係を築くことを大切に考えているそうです。
本事例をお読み頂き、皆さんはどんな事を感じられたでしょうか。
本事例は、「対人業務」を期待される薬剤師のあるべき姿として、疑いの余地はありません。その一方で、「一(いち)薬剤師」の(属人的な)領域に留まる事なく、薬局の(集団的な)領域に昇華させ、地域から「選ばれる薬局」を目指す必要性を感じました。
では、「選ばれる薬局」になる為にどのような取組みをすればよいのか?何から手をつけていけばよいのか?ゼロサムゲームが繰り広げられている今日の薬局業界において、すでに成果を上げている薬局がある一方で、苦戦している薬局も多いかと思います。
そこで、弊社ホームページ「ウェビナー動画」に、「選ばれる薬局」になる為の意識改革~行動変容のヒントをまとめた
6.地域・患者から選ばれる薬局になる為に必要な4つの力(動画4本)
https://www.ptc.co.jp/pharmacist/movie/index.html
を掲載致しました。ご視聴頂いた薬局経営者、エリアマネージャー、薬局長の皆様から、多くの反響を頂いております。
ご関心がございましたら、是非、弊社ホームページ上にてご閲覧頂ければ幸いです。
専門用語とは同じ業界の人同士であれば
具体的な伝わりやすい言葉ですが、患者様にとっては意味の分かりづらい言葉であることも多くあります。
弊社のかかりつけ薬剤師育成プログラム1年目研修にて取り上げているテーマ
「分かりやすいコミュニケーション」の中では「分かりやすい」話し方・書き方として下記の4つのポイントを取り上げています。
①抽象的な言葉ではなく具体的な言葉を使う
②定性的な表現ではなく定量的な表現を使う
③推論と事実を切り分けて伝える
④主語・目的語・述語を網羅して伝える
今回のブログでは
①抽象的な言葉ではなく具体的な言葉を使う
について、薬剤師の業務での事例をご紹介致します。
続きを読む
弊社HPに「かかりつけ薬剤師育成プログラム」の掲載を初めてから半年が経ちました。
本プログラムをきっかけに多くの薬局・ドラッグストア様との新たなお付き合いが始まりました。
本プログラムをご導入頂いた薬局・ドラッグストアー様から、
「対象者の特徴を考慮した研修内容になっている」
というお声を頂く事があります。かかりつけ薬剤師プログラムの中で
「コミュニケーション教育の主要ターゲットは入社1~4年目or薬剤師歴の少ない薬剤師」
と記載しておりますが、この背景には弊社で実施させて頂いた研修を通じて
「薬剤師歴が少ない程、学習意欲が高い(歴が多い程、低くなる)」
と感じた事にあります。多くのお客様と研修内容に関する打ち合わせを行う際に、
「どの層を対象に実施するべきか?」
といったご相談を受ける事が多く、対象者の選定は研修効果を最大化させる上では大事なポイントと言えます。
そこで、今回は学習意欲が高い(研修効果の高い)対象者について書かせて頂きます。 続きを読む
H30年度の調剤報酬改定では、薬局に対して地域医療への積極的な参画が期待されており、
薬剤師には他の医療機関に患者情報を共有する事が求められています。
昨年7月のブログで、
「薬歴は書くだけのものでは無く、読んでもらうもの」
という考え方を取り上げましたが、
上記の改定内容からも患者の重要な情報源である薬歴の質向上が地域医療へ参画する上で重要である事は言わずもがなでしょう。
そこで今回は、「他者に読んでもらう薬歴作成のコツ」について取り上げます。 続きを読む
薬局ビジョン(厚労省発)が出されてから2年が経過しました。
「対物業務から対人業務へ」のメッセージの下、多くの薬剤師の方がアドヒアランス向上を目的に患者との対話に臨まれている事と思います。
一方、以前に『薬剤師に求められるコミュニケーション(言語編)』で記載しましたが、
「アドヒアランスの向上よりも迅速な投薬」を望む患者も存在します。
例えばビジネス街にある店舗の患者は、仕事の合間に来局し「できるだけ早く薬を受け取りたい!」と感じている方が多い様です。
その様な方に対して冗長で的を射ない説明を行えば結果は知れています。
また疑義照会も医師の診察の合間を縫って行う事が多いですから、上記と同様で簡潔明瞭なコミュニケーションが求められるでしょう。 続きを読む
「研修で教わった通りに患者さんに耳を傾けたのに・・/上司に言われた通りに患者さん対応をしたのに・・ご指摘に発展してしまったんです」
全てではありませんが、そうなってしまった背景事情を紐解いてみると、
患者さんの言っている事、職場の仲間たちが行っている事(コト≒論理)にはシッカリと反応しているものの、
患者さんや職場の上司という人(ヒト≒心理)に反応して耳を傾ける事ができていなかったという事が多いようです。
前回のブログで記載した様に、
弊社では患者さんの実情に耳を傾ける方法論として2つに分類しています。
心理的傾聴と論理的傾聴です。
冒頭のお話はお気づきの方も多い事でしょう。
論理的傾聴が出来ていたけど、心理的傾聴に綻びがあったかも知れないという例です。
今回のブログでは「心理的傾聴」に焦点をあてます。