プレゼンテーションについて(実践編)【PTCスタッフ発信】

前回のブログではプレゼンテーションの準備について書かせて頂きました。
今回は「準備」した資料を使い、実際にプレゼンを「実践」する際の注意点について書かせて頂きます。

プレゼンテーション当日の流れは、

①オープニング
②メイン
③クロージング

の3つに分けることができます。
各ステップでいくつかのポイントが存在しますが、
今回は心理面・論理面それぞれのポイントを1つずつご紹介いたします。
オープニングに入る前に・・
・当日の準備
前回のブログに記載しました準備とは趣が異なり、
前日では出来ない、出来辛い準備が存在します。
例えば、
「当日の話し手の外見」
適切な髪型・適切な服装に代表されますが、
ボタンを止めていない、靴が汚れている等、細かく感じるかもしれませんが、
聴き手からすると、一度気になってしまうと最後まで目につく部分でもあります。

①オープニング
心理面のポイント
・場の雰囲気を作る
スタート時に自己紹介から入られる方は多いと思います。
自己紹介というのはただ名乗ればいい訳ではなく、
「上げ下げ」をイメージする事で場の雰囲気を作る事ができます。
例えば、
インストラクターとしての権威を示し(上げ)、
参加者がより良く学ぶための環境を作りますという姿勢を示す(下げ)。等

論理面のポイント
・全体像を示す
「木を見て森を見ず」という言葉もありますが、
順々に個々の項目の説明を行っても聴き手に全体を理解させる事は困難です。
オープニングに「本日は○○について~の順で説明します。」等の一言が有る事で、
聴き手が迷う事を防ぐ事が出来ます。

 

②メイン
心理面のポイント
・聴き手の反応を見て話す
プレゼンテーションと聞くと、一方的に発表をする場を思い浮かべる方も多いようですが、
コミュニケーション同様双方向に情報を受発信する活動です。
しかし、聴き手側から発信される情報の多くは言語ではなく、態度・行動に表れます。
例えば、受講者の顔がこちらに向いていない場合、
話の内容への関心が薄い・疲れてきている 等の可能性が考えられます。
それに対して、話の切り口を変える・小休憩を挟む等の対応をすることで、
より効果的なプレゼンテーションの場を創る事ができます。

論理面のポイント
・情報と情報の繋がりを示す
複数のスライドを使用するプレゼンテーションでは、
多くの場合前後のスライドに繋がる部分が存在している筈です。
その繋がりを的確に伝えることで受講者の理解度を高める事に繋がります。
1枚1枚のスライドの繋がりを伝える事が出来ないと、
話が途切れ途切れとなり、理解度も高まりません。

③クロージング
心理面のポイント
・質疑で参画意識を高める
「最後に質問はございますか?」と尋ねる事はプレゼンテーションのクロージングでは一般的ではないでしょうか。
尋ねても受講者がノーリアクション、結局質問が無いまま締めの言葉に移る事も多くあると思います。
しかし、リアクションが無いからといって疑問点が無いとは限りません。
「大勢の前で質問しづらい」等といった思考で質問できていない聴き手は必ずと言っていいほど存在します。
そういった受講者から疑問を引き出すために、
例えば、
「今日の学習内容(プレゼン内容)で難しいと思う事とその理由をペアで話し、発表して下さい。」
と投げかけ、疑問・懸念を発表してもらう事で、
受講者が疑問を持ったまま終了してしまう事を防止できます。

論理面のポイント
・要約する
プレゼンテーションの中にはメインとなるメッセージが必ず存在すると思います。
最後のクロージング場面で、メインメッセージを再度伝え、
その納得感を高める為に、主要テーマとメッセージ、最後にそれぞれの繋がりに
触れまとめることで、受講者が話を整理する事の手助けが出来ます。
プレゼンテーションは多くの場合手段であり、その先に目的が有ります。
聴き手に話した内容を理解してもらう為には、最後に要約をすることは非常に効果的です。

 

少し長くなりましたが、
プレゼンテーションの準備・実践時のポイント例を二回に渡りご紹介致しました。

会社説明会や新人研修とプレゼンテーションの機会は多くあるかと存じます。
プレゼンテーションに苦手意識がある、
プレゼンテーションの準備に何をすればいいか分からない。
本ブログがそんな方の一助となれば幸いです。

 

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