クオール株式会社様
薬局長の意志(エネルギー)を育む必要性について、取締役で教育研修を管掌する長沼さんにお話を伺いました。
高齢化が進む地域の医療を守る為に、薬局に求められている事は山積み
薬局業界は大きく変わってきています。医療DXの取り組みが加速度的に広がる中、薬局が収集可能な情報項目と情報量が増える事により、出来る事が変わってきます。
具体的には、病気に対する薬の治療から未病対策のサポートまで、連続した医療サービスの提供が、今後は可能となります。
高齢化が進む地域の医療へ薬局が貢献する為には、このサービス提供は必須と言えるでしょう。
一方、生産年齢人口が減少の一途をたどる中、薬局で働くスタッフもこの例外ではありません。新たな事に対応する為には、店内業務の生産性向上が喫緊の課題です。
この様に、高齢化が進む地域の医療を守る為に、薬局に求められている事は山積みです。
薬局長が新しい事に挑戦する意志(エネルギー)を持つ必要性
求められている多くの事に応える為には、薬局長が新しい事に挑戦する意志(エネルギー)を持つ必要があります。このエネルギーは、視座を高め、視野を広げる事で充足されるものだと考えています。
具体的には、医療を取り巻く環境変化に対して認識を深める事で「薬局が貢献すべき事への
捉え方」が広がり、その結果、今まで以上に自信、自覚、誇りをもって仕事に向き合える様になると思います。
本プログラムを導入して感じた3つの事
薬局長研修として本プログラムを導入して感じた事は3つあります。
1つ目は、SWOT分析により自分の店舗の実態を俯瞰的・客観的に捉えられた事(視座を高める)です。
2つ目は、薬局長間で自店舗の分析結果を持ち寄って話す事で、一つの事実でも色々な捉え方がある事に気づいた事(視野を広げる)です。
3つ目は、研修→実践→研修のサイクルを回す事で学習の歩留まりが高まった事です。
これまで、多忙が故に薬局長間の交流が十分に図れない為、個々で試行錯誤しながら店舗運営に携わってきました。
この様な状況の中で本プログラムを実施しましたが、店舗間で遮断されていた情報が共有され、この結果、
上述した「薬局が貢献すべき事への捉え方」が広がったと思います。
また、本プログラムの構成が、学習した事を実践に移し、その結果を検証する流れであった為、
多くの受講者が自分事として捉えて取り組んでいた様に感じます。
新しい事に挑戦するエネルギーチャージの支援を期待
本プログラムを実施する際に、プラザコンサルティングさんに力を入れてもらった事が2つあります。
1つ目は、弊社のビジョンや当社内で取り組んでいる事を十分に理解頂いた上で、学習内容の実効性が
高まる様な仕掛けを検討してもらう事です。
2つ目は、プラザコンサルティングさんの薬局での豊富な支援実績を踏まえ、他の薬局の実状を
お話頂く事です。
これらを通じて、学習内容はもちろんの事、当社の方針や取り組み内容への納得感が醸成できたと
感じています。プラザコンサルティングさんには、今後も弊社職員の新しい事に挑戦するエネルギー
チャージの支援を期待しています。