6. 薬歴作成力向上研修

本研修の背景にある事

各社からお聞きする「薬歴の質を高めたい」という声の背景には3つの引き金がある様です。

「薬歴の質を高めたい」という声の背景

薬歴の質を決める6つの限界

薬歴の質を高める為には、意識転換・能力啓発・知識習得を通じて6つの限界を突破する必要があります。

薬歴の質を高める為の作用機序

上記課題解決の為の処方箋(研修)

研修プログラム内容

6.
プログラム名 概要(狙い・内容)
薬歴作成力向上研修 瑕疵の無い薬歴を作成する為には、患者情報をSOAPに仕訳する際の情報の因果や、具体的な文章表現を意識する事が重要です。
本研修では上記に必要な、
・患者さんの情報を引き出すコミュニケーション力
・患者さんの情報を整理する為の論理的思考力
を実務場面を想定したケーススタディを通じて啓発していきます。

研修タイムスケジュール

時間 薬歴作成力向上研修
10:00 分かる
(知的理解)
オリエンテーション
  • 薬局ビジョンにおける薬歴の位置づけ(DOSからPOSへ)
  • 本プログラムの学習範囲
ピラミッド構造

実習「シャッフルカード」

  • 論理的コミュニケーションについて、頭で「分かる」事と「できる」事の違いに気づき、本テーマを学ぶ事の必然性を醸成する。
  • 実習「30秒で報告する」

  • 論理的に話す際の作法(ピラミッド構造で情報を分ける)を実習で理解する。
  • 実習「30秒で相談する」

  • ピラミッド構造で情報を整理する事でSOAPが書き易くなる事を理解する。
共感的理解 講義
  • 患者さんの情報を引き出す為に必要なスタンスである共感的理解の重要性を理解する。
傾聴力 実習「論理的傾聴」
  • 論理的に聴く際の作法(深堀・要約)を実習を通じて理解する。
薬歴の書き方 貴社主導にて実施
  • 想定する内容
    • 指摘事項について
    • 留意事項
    • 薬歴記入ルール 等
18:00 職場適応 振り返り
  • 講義・実習を通じて気付いた事、明日から実践する事を明確にする。

研修受講者の声

今まで薬歴を定量的に書ける筈の事を定性的に曖昧な文章で書いていた事に気づきました。

薬歴の書き方はいつも明確な書き方が分からず、これでいいのだろうか?と思っていたので、今回の研修は勉強になりました。

薬歴はただ書くだけではなく、読んでもらう物であるという意識を改めて持つことが出来ました。

薬歴を残す事の重要性を理解することができました。もっと次に繋げることの出来る薬歴にしていかなければならないと思いました。

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