調剤報酬改定が薬剤師にメッセージする事

2月7日に調剤報酬改定内容の全貌が明らかになり、
今回の改定は膨れ上がる医療費を如何に効率的に活用するか?が主要な論点でした。
門前薬局や医療モールを展開している広域薬局は、薬局運営の在り方や収益モデルの根幹から見直しが迫られています。

某薬局幹部から、

「今回の改訂で大手広域薬局を筋肉質にしておき、次回改定で中小規模の薬局の淘汰を考えているのではないか。
なにせ厚労省は将来的に薬局を3万軒程度にする意向があるのだから。」

という話を聞きしましたが、改めて今回の改訂内容のみに反応するのではなく、2025、30年を見据えた「あるべき姿」とそれを実現する為の「課題」を考える必要があると感じました。

そこで今回は、「調剤報酬改定が薬剤師にメッセージする事」について考えてみます。

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他者に読んでもらう薬歴作成のコツとは

H30年度の調剤報酬改定では、薬局に対して地域医療への積極的な参画が期待されており、
薬剤師には他の医療機関に患者情報を共有する事が求められています。

昨年7月のブログで、

「薬歴は書くだけのものでは無く、読んでもらうもの」

という考え方を取り上げましたが、
上記の改定内容からも患者の重要な情報源である薬歴の質向上が地域医療へ参画する上で重要である事は言わずもがなでしょう。

そこで今回は、「他者に読んでもらう薬歴作成のコツ」について取り上げます。 続きを読む

他者に読んでもらう薬歴作成のコツとは