「昨今の新人薬剤師について」【PTCスタッフ発信】

各業界・各企業において新人の採用活動が進む中で、私がお会いするお客様から
「採用した新人薬剤師の教育・現状」に関してお話をお聞きする事が少なくありません。

某ドラッグストアのご担当者のお話では、

「最近の新人は大人しく、目立った子はいない。」
「研修でも自分からの発言はあまりしない。」

保険薬局のご担当者からは、

「大人っぽい、新人同士で和ができている。」
「積極的に取り組むタイプと慎重派の2極化を感じる。」
「薬剤師というのは基本的に大人しい人が多い。」

といったお話をお聞きしました。

上記の様に同じ業界であっても各企業毎・新人毎に特長は違い、
それに応じて必要な研修内容を設計する必要がある一方、
全ての新人薬剤師に共通して必要な事として「学生から社会人への切り替え」があると私は思います。

薬学部が6年制となり暫くが経ちますが、
「学生時に臨んだ実務実習が原因で現場での仕事への順応に影響が出ている新人薬剤師が一定数いる。」
という声をよく耳にします。理由としては、

①入社後の現場において学生時に経験した事と現場の違いに困惑する場合
②実務実習の経験を通じ、実務に対する思い込みを持ってしまい、先輩薬剤師からの指示を受け入れ辛くなっている場合。
(②に関しては、弊社ブログ過去記事でも触れさせて頂いていおります。)

 

上記2つの理由がある様です。
改めて薬局の実務現場での応用力を身に着ける為に重要な事はまず、

「学生と社会人の違いを認識する」
具体的には、
「学生時は顧客の立場であったが、社会人は顧客へ奉仕する立場である事を認識し、社会人としての考え方・行動を身に着ける。」

「郷に入っては郷に従え」という事ですね。
これまで(学生)のマインドを新しい環境(社会人)に適うようにリセットする事は、新人教育においての最重要課題だと思います。

弊社
HPサンプルテキストページ
に該当テキストもございますので、是非ご参考に頂ければ幸いです。

 

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