誕生!「かかりつけ薬剤師育成プログラム」

早いもので今年も残すところ1カ月となり、
6年に一度の薬価・診療報酬・介護報酬の同時改定が間近に迫ってきました。

前回の改定では社会保障費の低減等を主な目的とし、

・施設から在宅への流れ
・医療と介護の連携
・地域単位でのケア

を推進してきましたが、残念ながらこれらの取り組みは
「十分な成果を上げていない」
という認識が大勢を占めています。

その意味でも2018年の同時改定ではこれまでの取り組みを徹底させる事が主眼となるでしょう。

一方、現場の認識はどうでしょうか?
今年度に入り、例年以上に多くの薬剤師・医療事務員対象のコミュニケーション研修に登壇させて頂きましたが、上記の文脈を「自分事」としている方は非常に少ない様に感じました。

具体的には、参加者に対して

「薬局ビジョンを読んだ事がありますか?」

と問いかけたところ9割以上の方が、

「読んだ事が無い」

という回答でした。
巷で「かかりつけ薬剤師」の必然性が謳われていますが、
その必然性を理解している方は想像以上に少ない様に感じました。

また「対物から対人へ」と言われてから久しいですが、今年度に入り弊社にて担当した研修後のアンケートに、

「コミュニケーション研修と聞いて正直、参加するのが億劫だった・・」
「コミュニケーションが苦手だから薬局に入社したのに・・」

という主旨の記述が散見(全体の2~3割程度)されました。
(潜在的にはもっと多くの方が同様の感情を持っているのではないでしょうか?)
依然としてコミュニケーションへの苦手意識を持っている方は少なくない様です。

文頭でこれまでの取り組みが「十分な成果を上げていない」事に触れましたが、
薬剤師のコミュニケーションに対するこの様な意識からも、改めて国の目指す姿と現状の乖離が大きい事を感じます。

前置きが長くなりましたが、弊社ではこの様な課題認識のもと、
新卒~4年目までの薬剤師を対象とした「かかりつけ薬剤師育成プログラム」を公に発表する事に致しました。

詳細は弊社HPをご覧頂きたいと思いますが、本プログラムの目標として、

「業界環境への認識を深め、コミュニケーションのセオリーを段階的に学習する事で自信をつけ、対人業務の中で活躍できる薬剤師を育成する。」

を掲げています。
本プログラムをご導入頂いている中堅薬局の幹部の方が、

「コミュニケーションに対して『真の自信』を持つ薬剤師を育てる事が、広域薬局との差別化にも繋がる。そういう教育機会をプラザコンサルティングさんの力を借りながら提供できる事は採用時のアピールポイントにもなる。」

とお話になられていた事が印象的でした。

この背景には、前職で「かかりつけ薬剤師」になる事を強要され、その過程に対して疑問を感じた新人・若手薬剤師の中途入社が増えている実情がある様です。

兎にも角にも、厚労省の

「2025年全ての薬局・薬剤師はかかりつけ薬局・薬剤師へ」

という指針に対して、本プログラムの中で謳っている・・

①対物から対人業務への意識転換(かかりつけ薬剤師としての意識醸成)
②コミュニケーション力の段階的な開発

を通じ、対人業務への『真の自信』をつける場づくりをして参ります。是非ご期待ください!
本プログラムにより真剣に「かかりつけ薬剤師」の育成を考えている皆様のご支援が出来れば幸いです。

「かかりつけ薬剤師育成プログラム」ページURL
http://www.ptc.co.jp/pharmacist/kakaritsuke-program.html

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